エペソ人への手紙 4章17節〜5章21節



 そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧めます。もはや、異邦人がむなしい心で歩んでいるように歩んではなりません。


 彼らは、その知性において暗くなり、彼らのうちにある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。


 道徳的に無感覚となった彼らは、好色に身をゆだねて、あらゆる不潔な行ないをむさぼるようになっています。


 しかし、あなたがたはキリストのことを、このようには学びませんでした。


 ただし、ほんとうにあなたがたがキリストに聞き、キリストにあって教えられているのならばです。まさしく真理はイエスにあるのですから。


  その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、


 またあなたがたが心の霊において新しくされ、


 真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。


 ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。


 怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。


 悪魔に機会を与えないようにしなさい。


 盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。


 悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。


 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。


 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。


 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。



 ◇   ◇   ◇



 ですから、愛されている子どもらしく、神にならう者となりなさい。


 また、愛のうちに歩みなさい。キリストもあなたがたを愛して、私たちのために、ご自身を神へのささげ物、また供え物とし、香ばしいかおりをおささげになりました。


 あなたがたの間では、聖徒にふさわしく、不品行も、どんな汚れも、またむさぼりも、口にすることさえいけません。


 また、みだらなことや、愚かな話や、下品な冗談を避けなさい。そのようなことは良くないことです。むしろ、感謝しなさい。


 あなたがたがよく見て知っているとおり、不品行な者や、汚れた者や、むさぼる者――これが偶像礼拝者です。――こういう人はだれも、キリストと神との御国を相続することができません。


 むなしいことばに、だまされてはいけません。こういう行ないのゆえに、神の怒りは不従順な子らに下るのです。


 ですから、彼らの仲間になってはいけません。


 あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。


 ――光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのです。――


 そのためには、主に喜ばれることが何であるかを見分けなさい。


 実を結ばない暗やみのわざに仲間入りしないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。


 なぜなら、彼らがひそかに行なっていることは、口にするのも恥ずかしいことだからです。


 けれども、明るみに引き出されるものは、みな、光によって明らかにされます。


 明らかにされたものはみな、光だからです。それで、こう言われています。「眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。そうすれば、キリストが、あなたを照らされる。」


 そういうわけですから、賢くない人のようにではなく、賢い人のように歩んでいるかどうか、よくよく注意し、


 機会を十分に生かして用いなさい。悪い時代だからです。


 ですから、愚かにならないで、主のみこころは何であるかを、よく悟りなさい。


 また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。


 詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。


 いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。


キリストを恐れ尊んで、互いに従いなさい。